メッコール事業を立て直すため一和は、健康的であることや安全性をキープしつつ、味にも改良を重ね、200ml、340ml、640mlなど商品ラインナップも充実させると共に、 さらにミネラルウォーター販売代理店網を使った販路開拓など流通システムの見直しを行うなど、積極的なマーケティング戦略を展開しました。
その結果、1985年8月の1ヵ月間で700万本という予想外の販売数を記録し、飲料業界を驚かせました。
その勢いはとどまるところを知らず、1985年、単一商品としてのメッコールの売上高は53億ウォンであったのに対して、翌1986年には159億ウォンと、実に300%UPという実績を記録したのです。
本場・韓国では2リットルのペットボトルも市販されています。
さらに、その翌年の1987年には535億ウォンと、再び300%UPの成長神話を更新し、ソウルオリンピックが開催された1988年には売上高が629億ウォンにも達しました。